十勝川の春Ⅱ
しばらくぶりに見る、十勝川から昇る朝日はいつ見ても心が洗われる。
神々が天然のマスが棲む川を作って幾千万年の月日が流れただろうか、うららかそうに見えるこの十勝川の春も十日前にきた時よりさらに気温が低くなんと-12度。
大雪よりはまだいいにしてもロッドが凍りついて商売にならなくなるのではないかと心配になってきたが決心をし三人で釣り場に向かう。
ばたばたっと突然鳥のはばたく音、ふと上を見上げると丹頂のつがいだろうか青空にくっきりとシルエットがうかびあがっていた、どうやら餌場か休憩場所に近づきすぎたようである。
川の流れに沿って雪氷の端がまるでガラステーブルのようだ、せりだしところは太陽の光に照らされこんなにも気温が低いのにしたたる水滴がまぶしい。今日こそは十勝晴れか!
気温が低かろうがなんのその、釣り場に着いたときにはすでに五、六人の先行者、私達はなんとか間、間を見つけ魚信があることを信じキャストを繰り返す。と、長いロッドを満月のように曲げ、やはり最初に魚と対面を果たしたのはダンケルド氏だった、つぎにFISHER-GEN氏。
実は今日、目的を二つ持ってきた、一つは♯8/9Alltmorに合わせてAirfloスカジットインター600GでもうひとつはTFOswitch♯8にこれもAifloスカジットスイッチライン540Gのマッチングテスト。
むろん魚が釣れればこのうえないが、、。
ロングべり-ラインをお好みのかたにはどちらにしても面白みにかけるのでしょうがインターラインはさすがに水とのなじみがいい、スーと流れに吸い込まれていく感じで今期はこのロッドにはこのラインできまりの雰囲気、そしてスカジットスイッチは全長で6,3Mしかないせいか取り回しが驚くほど簡単だ。
魚の顔をみれればいうことはありません、今日の十勝晴れに感謝。
by flyman5230
| 2012-03-20 23:20
| fly fishing